阪神タイガースと阪神甲子園球場が31日、日本高野連加盟の野球部と、軟式・硬式女子野球部の高校3年生に贈呈する「甲子園の土」キーホルダーの対象の学校への発送を開始した。キーホルダーは9月1日以降、順次対象の学校に到着する予定。

また31日から、阪神タイガース・阪神甲子園球場から全国の高校3年生野球部員に向けたメッセージ動画の「阪神タイガース公式YouTube」および「阪神甲子園球場公式サイト」への掲載を開始した。土を集める風景の映像では、全国の球児へのメッセージを求める矢野監督の呼びかけに、糸原が「これからいいことあるよ」と応じた。梅野も「またいろんな世界で頑張ってくれると思うので、この土を持ってまた会える日を楽しみにしています」と甲子園の土を届ける球児に語りかけた。高橋は土を集めながら「高校生の気持ちがわかる」とうなずいていた。

また、キーホルダー発送にあたって、阪神矢野燿大監督(51)は以下のコメントを発表した。

矢野監督「高校3年生のみなさんに対してこの『甲子園の土』を贈らせてもらうことで、ほんの少しでも前を向き、これからの人生を歩んでいく1歩になってもらえればという願いを込めてこの土を贈らせてもらいます。共に顔晴りましょう! 共に乗り越えましょう!」