阪神の守護神ロベルト・スアレス投手がヒヤヒヤのタテジマ初勝利を挙げた。

同点の9回から登板。先頭山田哲に左翼線二塁打を浴びるなど1死二、三塁のピンチを背負った。だが、エスコバーを155キロで三ゴロに仕留めると、なお2死一、三塁から代打坂口を三飛。サヨナラへの流れを引き寄せた。「ピンチを背負ったけど、いつも通り1人1人、1つ1つアウトを取っていく気持ちで投げた。自分よりもチームが勝ったことがうれしいよ」。矢野監督も「やっぱり球の力と、ただ目いっぱい投げるんじゃなくて、考えられる投手なんで助かってます」と感謝した。