広島クリス・ジョンソン投手(35)が4回5失点で、開幕から7連敗となった。1回1死一塁から福田に先制2ランを浴びると、3回は無死満塁から2者連続犠飛などで3点を失った。打線も福谷ら中日投手陣に完封され、3カード連続負け越し。チームは首位巨人とのゲーム差が今季最大12となり、4日にも自力Vが消滅する。
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K・ジョンソンが、肩を落とした。投手福谷から連打を浴び、無死一、二塁のピンチを招いた2回。平田を追い込み、見逃し三振を狙った6球目のカーブはボール判定。動揺したのか、連続ボールで無死満塁と傷口を広げると、適時打と2者連続犠飛で3点を失った。1回の2失点に続く1イニング複数失点が、チームに重くのしかかった。
2軍調整から再昇格後はマウンド上で感情は抑え、守備面への意識も高くなった。1回は遅れたベースカバーも、2回以降は一塁邪飛にも一塁ベース上まで走るほど意識した。一方で、肝心な投球内容が上向かない。佐々岡監督は「走者をためてから、なかなか踏ん張れない。球に力がないのか、ストライク、ボールがはっきりしているからか。四球絡みの失点が続いている」と指摘。実績ある左腕の修正能力に期待して送り出しているだけに、指揮官にも無念がにじむ。
1回も打率1割台の平田を歩かせた直後、福田に甘いスライダーを投げ、先制2ランにされた。登板10試合で先制を許したのは8試合目。本人は「ノーコメント」と声を絞り出すだけだった。外国人投手の開幕からの7連敗は、69年バッキー(近鉄)、16年サファテ(ソフトバンク)に並ぶワースト記録となった。
開幕2カード目の初戦を託した左腕の不調が、大きな誤算だった。エース大瀬良や森下がいる金曜から日曜の週末試合は32試合で16勝14敗2分けの貯金2に対し、月曜から木曜までの31試合は9勝18敗4分けと大きく負け越している。中断期間がなく過密日程が続く今季はローテーション再編が難しく、チームの低迷の一因となっている。
今季2度目の完封負けで、3カード連続負け越し。佐々岡監督は「広島でやり返すしかない。当然ですが、明日また地元の皆さんの前で1戦1戦がんばってやっていく」と懸命に前を向いた。首位巨人と最大12ゲーム差に広がり、4日にも自力Vが消滅する。もう後がない。【前原淳】



