広島松山竜平外野手が4試合連続適時打となる決勝打で、チームを最下位脱出に導いた。

0-0の2回無死一塁。左中間フェンス直撃の、チームでは5試合ぶりの先制打で突破口を開いた。「とにかく甘い球を引っ張って、1発で仕留めようと思った」。得点圏打率はリーグ2位の4割1分。打点は鈴木誠に並ぶチームトップタイの41打点を記録した。佐々岡監督は「最初の2点が大きかった。5番は重要だと思っている」と評価。3日に海外FA権を取得も「もう球団と話をすることはないです」と“生涯カープ”を宣言したベテランが、チームを押し上げていく。