近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)をドラフト1位指名筆頭候補に挙げる西武が28日、リモートで編成会議を行った。

出席した渡辺久信GM(55)は「昨年も一昨年も即戦力の投手を上位指名した中で、順調に戦力となってくれている。これから若い投手を含め伸びしろが期待できるチーム。野手という選択肢もないことはないと思います」と、ここ6年続いている投手指名から方針転換に前向きな姿勢を見せた。巨人、阪神など1位候補としている佐藤を獲得すれば18年ぶりの内野手指名。「今レギュラーを張っている選手たちも中堅どころになってきますし、FAとかも絡んでくる時期。いろんな部分で補強は必要」と、来月26日のドラフト会議に向け準備を進めていく。