ヤクルトは2連敗で、今季最多タイの借金15となった。

先発ローテーションを再編し、エース小川泰弘投手が初めてカード初戦に先発。今年8月にノーヒットノーランを達成した横浜スタジアムのマウンドだったが、高めに浮いた球を痛打され、今季最短3回で降板。5失点、61球で4敗目を喫した。高津臣吾監督は「制球、配球、投球、ミスはあった。これだけ点を取られているからもちろんだけど、彼ならもう少しできることはあったんじゃないかなと思う」と振り返った。

初回は佐野に逆転3ラン、3回は連打や四球で2失点と、立ち直れなかった。指揮官は「ここというところでボールをコントロールして、相手にスイングさせない、バットの芯に当てさせないというのが小川のスタイル。粘れるところがいいところだと思っているので、今日はそれができなかったと思う」と課題を挙げた。