▼楽天涌井秀章投手が西武時代の07、10年に次いで3度目のパ・リーグ10勝一番乗り。移籍1年目にリーグ10勝一番乗りは阪神→オリックスの93年野田以来、27年ぶり。リーグ10勝一番乗りを3度以上はセ・リーグで89、90、96年に記録した斎藤雅(巨人)以来だが、パ・リーグでは山田(阪急)5度、鈴木啓(近鉄)4度に次いで3人目だ。

▼涌井の2桁勝利は西武時代の06~10年、ロッテ時代の15、16年に次いで8度目。3球団以上で2桁勝利は14年久保(DeNA)以来15人目。最多の4球団で記録した野村を含め、2リーグ制後の8人は両リーグの球団でマーク。2リーグ制後に同一リーグの3球団で記録したのは涌井が初めてだ。「3球団で2桁勝利」の次は、西武時代の07、09年、ロッテ時代の15年に続く史上初の「3球団で最多勝」を狙う。