株式会社DNSは1日、サプリメント「アイアンSP」が世界反ドーピング機関(WADA)から禁止物質に指定する成分が検出された事案について、最終調査を発表した。

昨年9月に判明し、契約を結んでいた巨人の複数の選手が同商品を摂取していたが、陽性反応が出る可能性は極めて低いとしていた。

専門機関での調査の結果、禁止物質は使用原料のヘム鉄に由来したものと判明。当時は製造過程での混入の可能性が高いと公表していたが、工場や輸送時の混入ではないと結論を示した。「アイアンSP」から検出された禁止物質の量は通常のドーピング検査では検出不可能なほど微量で、今まで検出された報告はないという。