ソフトバンクのキューバ助っ人大砲、アルフレド・デスパイネ外野手(34)が1日、右膝痛で1軍登録を抹消された。

前日(9月30日)の試合後、宿舎に戻ってから痛みが出たようで、一夜明けた1日の朝、工藤監督が本人と話をした上で、抹消が決まった。工藤監督は「膝の痛みが出てしまいました。本人に症状を聞いたが球場にも来られない状態で、2、3日中の復帰は難しいということなので、抹消することにしました。動くことも難しいらしく(宿舎の)ベッドの上でした」と話した。前日(9月30日)は、左翼スタメンで起用され、フルイニング出場し、3打数無安打(1四球)に終わっていた。ロッテとの首位争いが激化するなか、打線中軸助っ人の突然の離脱に、工藤監督も「痛いです」とショックを隠しきれなかった。

デスパイネは世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日が遅れ、2軍で調整後の8月21日に出場選手登録。同26日には左膝痛でいったん2軍落ちしていたが、9月8日に1軍復帰。しかし、今回は右膝を痛めてしまった。

今季はここまで主に指名打者で4、5番を任せられ、22試合に出場し、打率2割1分3厘。本塁打はソフトバンクとなって通算2000号を含む5本塁打、11打点の成績だった。