オリックス-西武21回戦は「誇り高き闘将~西本幸雄メモリアルゲーム~」と銘打って開催され、監督、選手らは阪急復刻ユニホームの背番号「50」を着用して試合に臨んだ。

67年に阪急が初優勝を決めた10月1日に、故・西本幸雄氏(享年91)の生誕100周年を記念して西武と戦う。

試合前には球団公式YouTube「BsTV」で「OBオンライントークショー」を行い、ゲストの山田久志氏、福本豊氏、加藤秀司氏が、亡き闘将をしのんだ。

山田氏が「西本さんは、あまり細かいことを言う人ではなかった。でも、新人のとき、投げても投げても勝てなかったことがあって、その6連敗したときに、初めて監督室に呼ばれた。『練習の仕方が間違っているよ』とか『野手に好かれる投手になれよ』って言われたね」と懐かしめば、福本氏は「『塁に出たら(カウントを)早く走れ』とね。失敗しても何も言わない人だった。試合の中で練習をしろと、よく言ってくれた」と、世界の盗塁王の成長を促した逸話を紹介した。