背中の違和感のため離脱していたDeNA平良拳太郎投手(25)が、15日ヤクルト戦(神宮)で約2カ月ぶりに復帰することが濃厚となった。

12日、横浜スタジアムでの先発投手練習に参加。久々に1軍の舞台に戻ってきた右腕は「しっかりと投げられるようにしたい」と静かに意気込みを語った。

高卒7年目で初めて開幕ローテーション入りした今季は、右サイドからの安定した制球力を武器に、開幕から8試合連続のクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以内)を達成。8月20日に背中の違和感で登録抹消となるまで、9試合で3勝3敗ながら、防御率2・57と抜群の安定感を見せていた。

エース今永が左肩クリーニング手術で今季絶望となる中、シーズン終盤に頼れる右腕が復帰。「試合数は少ないですけど、1試合1試合、自分の役割を果たせるようにやるしかない。1試合1試合集中して、全部勝てるようにやりたいなと思います」と話した。