オリックス福良淳一GM(60)は13日、今秋のドラフトの1位指名で近大・佐藤輝明内野手(4年・仁川学院)を指名すると公言した。

13日ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)の試合前に代表取材に応じ、「上位候補の選手の映像を見て、全員で確認した。(ドラフト)1位は近大の佐藤で行きます」と明言した。

佐藤の評価については「野手ではナンバーワンでしょ。それ以外、いないでしょ。なかなかああいう選手はいない。ナンバーワンの選手を行く」と説明した。

指名人数などは「まだ決めていないです、そこは」と明言を避け、育成ドラフトの指名も「そこもまだ。きょうは上位候補のやつを見て、みんなの前で佐藤でいく、と」と話した。

オリックスは13日にスカウト会議を開き、ドラフト戦略を練っていた。

近大・佐藤は12日の立命大戦で通算13号を放ち、巨人などで活躍したOBの二岡智宏(現巨人3軍監督)がマークした82年以降の新リーグの本塁打記録に並んでいた。