巨人原辰徳監督(62)が、先発高橋優貴投手の復帰勝利を祝福した。

5回77球の内容に「球数は考えていたんですけども、非常にいいピッチングをしてくれました。もう少し、精度を含めてね、上がってくると思いますけど。今年初先発という中で、いい役割、次への楽しみができたと思います」と評価。

2回には高橋自ら勝ち越しの適時三塁打を放ち「本人も驚いたらしいんですけど、まあ、本人よりも宮本コーチと私はもっと驚いたかもしれませんね」。

6回に2点、7回にも2点を奪い試合を決めた。

「大城がラッキーな2点タイムリーという形。このところ、キャッチャーの方でいろいろインサイドワークも含めてね、頭の中が一生懸命なので、なかなかちょっとバッティングの方にね、少し結果が出てなかったんですけども、きっかけにしてもらえればなと。あの辺が大きかったんじゃないでしょうか」

阪神が敗れ、優勝マジックは9になった。

「そうですね。最初(マジックは)38とか、39くらいだったんでしょうか。順調に来てはいると思います。しかし、まだまだ、まだですね」と引き締めた。