リリーフ登板した阪神藤浪晋太郎投手(26)が中日のクリーンアップを3人で抑えるなど、2回を1安打無失点に抑えた。「調子もあまり良くなかったですし、2イニングとも先頭打者を出してしまいましたが、なんとか粘ることができました。0点で抑えることができて良かったです」。3番手で5回に登板。先頭の4番ビシエドには5球全て直球を投げ込み、最後の155キロ直球が外れて四球。続く高橋は153キロ直球で押し込み左飛に打ち取ると、シエラを154キロ直球で詰まらせて三ゴロ併殺。11球で1回を無失点に抑え、中軸に仕事をさせなかった。

6回も続けてマウンドに上がると、先頭の阿部にストレートの四球。犠打で1死二塁から、代打溝脇を155キロ直球で左飛に打ち取った。大島には156キロ直球を捉えられ、2死一、三塁のピンチを迎えたが、最後は京田をカットボールで一ゴロに仕留めた。

藤浪は登板5試合ぶりに安打を浴びたが、5戦連続無失点は継続した。