来季の戦力構想から外れたことが判明した阪神能見篤史投手(41)が22日、球団と話し合いの場を持ったことを認めた。

この日は1軍広島戦(甲子園)の試合前練習に参加した。広報を通じて「球団から今後について話があったのは事実ですが、内容については自分の口からお伝えすることはありません。1つファンの皆さんにお伝えしたいことは、タイガースのユニホームを着て皆さんの前でプレーするのは今季が最後になる、ということです。チームはまだシーズンを戦っている最中ですので、目の前の試合に集中していきます」とコメントした。

前日21日に球団から来季の戦力構想外を告げられたとみられる。今後はまず現役続行の道を模索する。

プロ16年目の今季はここまで中継ぎで30試合登板。41歳以上のシーズンでは球団3人目の白星も挙げた。一方で9月には2軍調整を余儀なくされる期間もあった。今季の防御率は4・98。本来の実力を出し切れていなかった。