巨人菅野智之投手が、7回6安打2失点で連敗を喫した。前回登板の13日広島戦で開幕からの連勝が13でストップ。

「これを肥やしに」と切り替えたが、4回に近本、糸原の連打で失点。自らの二塁打を起点に同点とした直後の7回には、代打の原口に決勝の適時打を浴びた。「2点目に関しては防げたと思うので、その辺は突き詰めていきたいです」と反省した。

コンディション調整と11月21日の土曜日に開幕する日本シリーズに向け、中10日での先発マウンドだった。7回の投球練習中に右手人さし指をつるアクシデントでベンチに引き揚げたが、治療後に続投。原監督は「つったみたいな。それも全然、時間がたてばね。久々にいいバッティングをして、ランナーに出たってこともあるかもね」と次回登板への影響は否定した。

エースが粘投も、打線が1得点と沈黙した。今週は5試合目で、3試合が1得点。原監督は「もう少し、何とかしないといけないですね。ちょっと打線は踏ん張りどころ。何とか起爆剤的なね、ヒーローも出てこないとね」と打線の奮起を求めた。「こういう時は4番が」と問われ「それが一番でしょうね」と岡本のバットに大きな期待を寄せた。【久保賢吾】