ロッテ鳥谷敬内野手(39)がプロ野球史上46人目の通算を達成した。

8回1死二、三塁のチャンスに2番荻野の代打で登場。オリックス鈴木優の直球を右中間へ運び、節目の一打は2点適時二塁打となった。

「個人的な記録に関しては特にこだわりもないですし、これは積み重ねなので、自分がどうこうしたいという思いはなかったですけれど、ロッテに拾ってもらわなければこの記録はなかったので、1年続けてきたことがこの結果につながったと思います」とコメントに感謝を込めた。

笑顔の清田育宏外野手(34)が、二塁上の鳥谷のもとへ記念パネルを運んできた。7月25日の西武戦で二塁打を放ち、残り1本となってから3カ月近くが過ぎた。「遠征でどこへ行くにも、ボードを常に持っていってもらったみたいなので、だいぶ時間かかってしまったので」と恐縮しながらも、自分の記録以上にチームの勝利を喜んでいた。