巨人が阪神秋山に完投を許し、5カード連続で勝ち越しなしとなった。

4点を追う9回に丸の24号2ランで反撃に転じたが時すでに遅し。8回までは散発4安打で無得点に抑えられ、原監督は「まあ、こういう時もあるよ。来週からは大丈夫」と言った。序盤の最大のチャンスは2点を追う4回。2死二塁から、岡本が鋭い当たりを放つも三直。不運も重なった。

本塁打、打点で2冠を争う4番は3試合連続で無安打に終わった。試合前練習では原監督から約10分間、指導を受けた。指揮官はグラウンド整備のトンボを使い、下半身の使い方などを落とし込んだが即効薬にはならず。「本人に少しでもいいアドバイスになれば。我々は味方なんだから」。元木ヘッドコーチは「映像見ると気持ちはセンターだけど、体が開いてレフトスタンドの気持ちが強いかな。打ちたいし、優勝したいし。いろんなプレッシャーを感じているから、他の4番とは違う」と擁護した。