阪神は4球団競合の末、近大・佐藤輝明内野手（4年＝仁川学院）を1位指名した。佐藤は、巨人、オリックス、ソフトバンクとの4球団で競合。矢野燿大監督（51）は、オリックスに次ぐ2番目で抽選。当たりくじを引くと、力強く右手で「矢野ガッツ」を見せた。

交渉権獲得直後の矢野監督の一問一答は以下の通り

－交渉権を獲得した

ありがとうございます。いやあ、良かったですね、うれしいです。今年はこのような状況だったので、いつもはちょっと準備するんですけど、どちらかというと直感、それできました。

－映像を見てきたと思うが、佐藤選手を阪神としてどう評価している

いや本当に、まずはね、長打、それが大きな魅力だと思いますし、その他の身体能力も高いですし、本当にうちのチームにぴったりな選手で、すごく魅力を感じてます。

－地元の選手

そうですね、そこも本当にうれしいですね。

－これから交渉が始まるが、佐藤君に矢野監督から第一声を

佐藤君、うちが交渉権を得ました。佐藤君のバットで、そして守備で、走塁で、本当にタイガースファンに大きな夢を、そして子どもたちにも夢を、与えてもらえるようなスケールの大きい選手になってもらえるという期待を、タイガースはしております。早く会いに行きたいです。よろしくお願いします。