今季で現役引退するロッテ細川亨捕手(40)が、現役最後の打席に立った。

8回2死、井上の代打で登場。温かい拍手に送られた通算3907打席目は、バスター打法で日本ハム堀と対戦。今季は2軍でも打席機会がなく、2020年の初打席だった。結果はカウント2-2からの5球目直球をスイングし、空振り三振。捕手石川亮、堀に一礼し、石川亮からはボールを受け取った。

細川はそのまま防具をつけ、9回の守備へ。16歳年下の小野とバッテリーを組んだ。本塁打王を狙う日本ハム中田には直球を3球続け、中飛に打ち取った。しかしその後、大田に2ランを被弾。イニングを終えると、苦笑いを浮かべながらマスクを外した。