西武が13日、埼玉・所沢のCAR3219フィールドで秋季練習をスタートした。リーグ3連覇を逃し、3位で終えたシーズン。辻発彦監督は、課題に爆発しきれなかった打撃を挙げ「打つ方でも得点力がなかったというところで、こういう状態であれば来年は、そういう少ないチャンスで点を取らないといけない。細かいことをやらないといけない選手もいるだろうし、1人1人課題が違う」と、修正点を口にした。

そのためにも、コーチ陣と選手のコミュニケーションを重要視する。「しっかり我々コーチングスタッフとコミュニケーションとって、意味のあるキャンプにしなきゃいけない。担当コーチと話をして、よりよくなるように時間をうまく使うようにします」。今季はチームで956三振を喫しリーグ最多。「追い込まれてからの打撃とか。簡単に三振しない、球際に強く、意識の持ち方とかそういうところ。打撃内容が淡泊にならないよう粘り強く」と、積極的に振りにいくだけでなく、粘りの打撃を身につけていく。