ロッテは安田尚憲内野手(21)の“1本締め”でCSに勢いがついた。

13日は、前日に続いてペイペイドームで練習。フリー打撃の最後では、2日連続で鳥越ヘッドコーチVS安田が繰り広げられた。

「本塁打を打ったら終わり」の特別ルール。全員が見守る中、12日は9球連続でアーチが生まれなかった。10球目のチェンジアップが死球になって笑いまで起きたが、この日の安田は違う。初球を完璧に捉え、低い弾道で右中間にスタンドイン。「昨日は全然打てなかったので、今日は1発で仕留められてよかったです」と喜び「試合で打ちたいです」と意気込んだ。【金子真仁】