阪神ドラフト2位のJR東日本・伊藤将司投手(24)が好救援した。

1-4の7回1死二塁でマウンドへ。この日1本塁打を含む2安打と当たっていたホンダ熊本・山本卓を中飛、続く中島を遊ゴロに仕留めて火消しに成功した。「次の1点が重くなってくると思った。そこは取られないようにしっかり自分のピッチングをしようと思って投げていました」。8回にもマウンドへ上がり、内野安打を許したが無失点に抑えた。

伊藤将は25日に行われた1回戦の三菱自動車岡崎戦で9回5安打2失点と好投し、チームをサヨナラ勝利へ導いていた。完投勝利から中3日で好リリーフ。「2戦目は自分の中で先発でいこうと思ってたんですけど、監督から今日は抑えでいくと言われていた。抑えをしっかり準備していました」と振り返った。チームは敗退し、今後はプロ野球の世界に飛び込む。「球速アップを一から取り組んでいきたい。下半身は結構やってきたので、上半身をしっかりやっていこうかなと思っています。148キロぐらいはMAXで投げたいと思ってますね」と話した。