兵庫・淡路市は29日、「淡路市制15周年記念表彰 教育文化功労部門」として、同市出身の阪神近本光司外野手(26)を選んだことを発表した。

プロ1年目の昨季から1軍で活躍し、セ・リーグ新人安打記録、同リーグ新人特別賞や盗塁王に輝き、今季も2年連続で盗塁王を獲得するなど注目を浴びている期待の選手として、教育部スポーツ推進課が推薦。近本は昨年12月に同市の「スポーツ親善大使」に任命されていた。

門(かど)康彦淡路市長(74)は「近本選手の活躍は、淡路市民の誇りであり、子どもたちに夢と希望を与えています。その感謝の気持ちを込め、淡路市制15周年を記念し、表彰させていただきます」とコメント。近本はこの日の式典にビデオメッセージを寄せ「市制15周年にあたり、このたびはこのような賞をいただき、ありがとうございます。これからも、淡路の人に楽しみを届けられるように頑張っていきますので、本日は本当にありがとうございました」と喜びのコメントを寄せた。