中日根尾昂内野手(20)ら若手選手が11月30日、名古屋市内の小学校を訪問した。児童とのふれあいをテーマに毎年、球団が主催して開催。この日は根尾をはじめ8選手が4小学校を訪問した。

29日にみやざきフェニックス・リーグを終え名古屋に戻ったばかりの根尾は鶴舞小に岡野とともに訪問。218人の児童を相手にキャッチボールなどを楽しんだ。児童からの「負けたくない選手はいるか?」の質問には「京田選手」ときっぱり。遊撃1本を宣言し入団したが、現在は遊撃以外にも二塁、三塁を守り、外野にも挑戦するが、新人から4年間、不動の遊撃手を務める先輩に挑戦状を突きつけた。

来年1月には、大阪・日本生命で行われる先輩大島が主催する自主トレに同行予定。「とことん自分を追い込んで、いきたい。大島さんから何か吸収して、レベルアップしていきたい」と意気込んだ。同自主トレでは参加してきた高橋が今季初めてシーズン打率3割をマーク。来季3年目の飛躍へ「大島塾」で体を鍛え直す。

◆中日根尾(小学校訪問の感想)「沖縄などではやったことがあったのですが、名古屋での小学校訪問は初めて。ドラゴンズのグッズを身につけている子どもがたくさんいてうれしかった。またこういう時季に子どもたちと触れ合えてうれしかったです」

◆中日岡野(同)「今回が初めてで、いろいろな人から応援されているのだな、と改めて感じ、さらに頑張っていきたいなと気が引き締まりました。新型コロナウイルスの影響で今年は中止になるかと思いましたが、少しでも子どもたちと触れ合えることができ良かったです」