阪神谷本修球団副社長兼本部長(56)は11月30日、新型コロナウイルスの影響で、今オフは選手に海外自主トレ、海外渡航を控えることを指示したことを明かした。

「海外自主トレは禁止、海外旅行も禁止。行ったら(帰って)2週間隔離しないといけないですから。非常に(オフが)短い期間になりますし。ただでさえ、外国人選手も2週間前もって来ないといけない感じもする。そういうバランスも考えて禁止にした」と語った。外国人選手も例年より早めに来日し、1月中旬には顔をそろえていることになる方向で「五輪、パラリンピックのガイドラインを見ながらやっている」と話した。

「最善を尽くして来季に臨むという形です」と谷本副社長。また、今日1日からは球団担当者が沖縄入りし、来春キャンプについての確認作業を行うという。「検査態勢、隔離態勢とか。まずもってお客さんを呼んでやれるのか、そもそも(キャンプに)行けるのかとか。そのへんの状況を確認しにいきます」。悲願Vへ、球団も万全のサポート態勢を築く。