ロッテのチェン・ウェイン投手(35)フランク・ハーマン投手(36)が保留者名簿から外れることが1日、関係者への取材で分かった。球団はともに残留交渉を継続していく。

元中日で大リーグでも活躍したチェン・ウェインは、9月21日にロッテへの電撃入団が発表された。白星こそなかったが、シーズン終盤に4試合に先発。防御率2・42と好投を続け、ソフトバンクとのCS第2戦にも先発した。CS敗退後には来季について「エージェント(スコット・ボラス氏)とゆっくり話したい」としながら、ロッテ残留の可能性も「十分考えられるかと思います。自分自身は日本の方がいいと思う」と話していた。

19年まで楽天に在籍したハーマンは、今季からロッテでプレー。故障のため9月中旬から約1カ月半、戦線離脱したものの、38試合で3勝2敗1セーブ、23ホールドをマーク。セットアッパーとして安定した投球を見せた。ブルペンのムードメーカーとしても、盤石のリリーフ陣を支えた。