阪神は1日、5選手の背番号変更を発表した。「44」をつけていた梅野隆太郎捕手(29)が「2」、「67」をつけていた岩崎優投手(29)が「13」、「2」をつけていた北條史也内野手(26)が「26」へ、それぞれ変更となる。 梅野は10~12年城島以来となるチーム捕手で「2」を背負う。左腕岩崎は投手陣で最も若い番号となった。北條はこれまで歳内や呂らがつけてきた投手番号で、心機一転を図る。 また、長坂拳弥捕手(26)が「39」から「57」、尾仲祐哉投手(25)が「27」から「40」への変更も発表された。

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岩瀬魂を背にブルペンリーダーへ。阪神岩崎は背番号を「67」から「13」に変更する。虎の救援陣は藤川球児氏が今季限りで現役を引退し、能見も退団。来季は同学年の岩貞が投手主将に就任する。「タイガースの投手陣の中で一番若い背番号になる。そういった意味でも投手陣を引っ張っていけるように頑張りたい。(岩貞と)一緒に引っ張っていけるように頑張ります」と覚悟をにじませた。

今季も41試合登板でプロ初セーブを含む5勝2敗17ホールド2セーブ、防御率1・82の安定感を誇った。新番号を背負う来季は「チームが優勝するのみです」。左投手の背番号13といえば、通算407セーブのプロ野球記録を持つ元中日・岩瀬仁紀氏の印象が強い。矢野監督は「岩瀬を追いかけることでモチベーションが上がるのであればすごくいいこと」とした上で「タイガースの13は岩崎やなと言われるようにしていくのが大事」と期待した。