西武、巨人、オリックスでプレーした清原和博氏(53)が5日、野球界を語った。一般財団法人グリーンシードベースボールファンデーションの代表理事として、中日OBの立浪和義氏らと西東京市で小学6年生を対象とした野球教室を開催。日本シリーズ、注目の強打者、12球団合同トライアウトを受験する新庄剛志氏や西武松坂大輔投手、11月に死去した取手二、常総学院の監督だった木内幸男さんの思い出など、幅広く語った。

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清原氏が野球教室で小学生から死球を受けた。午前は真剣勝負で打席に立ち「まさか死球を受けるとは。現役時代ぶりに、土手っ腹に。楽しくできました」と笑い飛ばした。午後に打撃の極意を伝授。「タイミングが大事。1、2、3の2が大事でボールとストライクを見極める。家で素振りをする時も投手を想定してタイミングを合わす」。16年に覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けたが「執行猶予も明けて約半年がたつ。いろいろ発信していきたい」と今後はユーチューブでチャンネルを開設する。