キャプテン制復活! 広島佐々岡真司監督(53)が18日、地元の中国放送の番組にゲスト出演し、来季のキャプテン制導入を明かした。すでに大瀬良と鈴木誠には直接、投打の主将を指名したことも明言した。

「3連覇したときに投手では黒田、野手では新井。2人が投手、野手を引っ張っていいチームづくりができたと思う。(大瀬良と鈴木誠には)互いに投手から見た野手、野手から見た投手と、いろんな意見を言い合いながら、いいチームづくりをしてもらいたい」

一体感を掲げた監督1年目の今季は、5位でシーズンを終えた。シーズン終了後、球団にキャプテン制の導入を提案。鈴木球団本部長は「(選手会長田中)広輔はチーム全体を。2人にはグラウンド上でチームを引っ張っていってもらいたい」と同意した。広島のキャプテン制は09年の石原以来。投手と野手それぞれのキャプテン制は07年の黒田、前田智以来となる。「2人のキャプテンと、選手会長田中広輔としっかり話し合いをしながら、優勝に向けてチーム一丸となって戦いたいと思います」。3人のチームリーダーとともにより強固なチームをつくり、頂点を目指していく。