広島堂林翔太内野手(29)が22日、広島市内の球団事務所で大トリの契約交渉に臨み、2000万円増の3600万円と自身最高額の年俸を勝ち取った。以下一問一答。(金額は推定)

-年俸増額分は何に使う

堂林 まだ決まってないですけど、子どもが3人いるので、子どもの将来のために貯金します。

-夫人の誕生日も近い

堂林 誕生日とクリスマスと結婚記念日が同時に来るので、何か良いプレゼントを選んでもらいます。

-異例のシーズンを振り返って

堂林 最初はいつ開幕するかわからない状況でしたけど、僕はアピールしないといけない立場だったので、気持ちを切らさずに、しっかり練習してシーズンに入れたのかと思います。

-手応えを感じている数字は

堂林 正直なくて、もうちょっとできたんじゃないのかなと思います。後半成績が落ちた時期があったので、そこをもうちょっと粘って頑張れたらもうちょっと良い成績を残せたんじゃないかなと思いました。

-どこを伸ばしたい

堂林 打点ですかね。打点というのはチームへの貢献度がわかる数字ですし、前からそこは一番重視している数字です。

-ファンも三塁堂林を期待している

堂林 今年途中から三塁だったので、正直守ると思ってなかった。でも途中からやらせてもらって、三塁は三塁のおもしろさがある。来年は開幕から守れるように、していきたいと思います。

-三塁のおもしろさは

堂林 打球も他の守備位置に比べたら速いですし、難しいポジションではある。他のセ・リーグの三塁のメンバーにも負けたくない気持ちもありますし。やっぱホットコーナーと呼ばれる守備位置でもあるので、守備でも声でも盛り上げていけたらとは思います。

-来季は大瀬良、鈴木誠がキャプテンになる

堂林 自分はなかなか1軍にずっといられてる人ではないですけど、少しでも手助けできればいいなとは思っています。会沢さん、(田中)広輔さんの言う「強いカープ」の一員になれるように、来年日本一を取れるように戦っていきたいです。

-ターニングポイントとなった打席は

堂林 開幕2戦目(6月20日DeNA戦)の4安打です。開幕戦は相手が左投手でスタメンで4タコして、次の日はないのかなと思ったところでスタメンに使ってもらえた。そこで4本打てたというのが、あそこが一番大きなターニングポイントだったかなと思います。