74年に誕生した日本ハムの初代背番号「11」は投手の渡辺秀武。88~94年は、90年に通算2000安打を達成した大島康徳が名をはせた。

90年代後半は下柳剛(96年の1年間)をはじめ投手たちが引き継ぎ、北海道移転後の05年からは、球団の“伝説的番号”となる。

ダルビッシュ有(05年~)は、07年から2リーグ制後最長の5年連続防御率1点台を記録。同じく07年から5年連続で開幕投手を務め、在籍7年間で93勝を挙げてメジャーへ移籍した。

1年間の空白を経て、13年から引き継いだのが大谷翔平。球界の常識を覆す投打の二刀流で、14年には2桁勝利&2桁本塁打を達成するなど数々の伝説を残した。大谷が18年に大リーグに移籍して以降は再び空き番号。チーム1“重たい”番号といえる。