2代目「ハマの韋駄天(いだてん)」! 2年目を迎えたDeNA森敬斗内野手が、目標の「1番遊撃」での開幕スタメンへ、自慢のスピードに磨きをかける。

盗塁を意識した昨秋の宮崎フェニックス・リーグは「思い切ってスタートをきっていこうと考えていた。6個ぐらい盗塁できて、けっこう手応えもあった」と言う。50メートル5秒8の快足はチームトップクラス。「スピードは誰もが持っているものじゃないので。高い意識をもってやっていきたい」と自信をのぞかせた。

昨年末のトークショーで三浦新監督から「1番ショート」を厳命された期待の星は「理想は打率も高く、盗塁もできてチームの原動力になれるように。梶谷さんみたいに首位打者も狙っていけるようなポジションにいたい」。俊足の神里、巨人から加入の田中俊ら、内外野にライバルは多いが“先代”梶谷の愛称を引き継ぐポテンシャルは十分に備えている。