四国IL・香川は4日、ヤクルトを退団した近藤一樹投手(37)と選手兼投手コーチとして契約をしたと発表した。球団を通じて「厳しい勝負の世界で、選手として競争と向上をし合い、指導者として個々のレベルアップ、チームの勝利を目指し微力ですが役にたてるように取り組んで参ります。コロナ禍という中で香川から明るいニュースを少しでも多くお届けできればいいなと思っています」とコメントした。

日大三(東京)時代は01年夏の甲子園で優勝。同年ドラフト7巡目で近鉄に入団した。05年にオリックスでプレーし、16年途中にトレードでヤクルトに移籍。18年には最優秀中継ぎを獲得した。

昨季終了後に戦力外通告を受けたが、現役続行を希望。12月7日のトライアウトでは2奪三振と右飛の3者凡退に抑えていた。