日本ハムを自由契約になり、ヤクルトに入団した宮台康平投手(25)が8日から埼玉・戸田の2軍施設で練習を開始した。

入寮を前に、年末年始は引っ越し準備と並行して地元・神奈川で体を動かしていたという。「新しいチームなので皆さんにごあいさつして、自分を知ってもらう上で何回かは球筋を見てもらいたい」と、自己紹介も兼ねて1月中のブルペン入りを考えている。支配下契約に感謝しており「アピールする立場。キャンプ最初のシート打撃や紅白戦でしっかり投げられるように体をつくる」と意気込む。

重点を置いているのがフォーム固め。12月の12球団合同トライアウトでは3者連続三振と好投した。「いい時のフォームは何がいいのかをしっかり言語化して、自分の引き出しにしていきたい。シンプルにいえば、頭が突っ込まない。軸足の股関節にしっかり体重が乗ることが大事」。東大出身の秀才左腕は、体と頭をリンクさせながら最適解を模索している。

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