ソフトバンク中村晃外野手(31)が15日、長崎市内で自主トレを公開。今季の目標として、17年以来の全試合出場と16年以来の出塁率4割を掲げた。

チームの後輩で、昨年日本シリーズMVPになった栗原らと汗を流した。外野でのノックやフリー打撃を行い「ブランクが少ない分、体はよく動いていますね」。昨年は日本シリーズが11月下旬に開催され、オフの期間が短かった分、スムーズに今季に向けてスイッチが入ってきたようだ。

昨年は両膝痛、一昨年は自律神経失調症の影響で開幕に出遅れていた。今季に向けては「全試合は出たいですね。開幕も2年ぐらい出ていないですし、まずはしっかり試合に出られる準備をしないといけないなと思います」と意気込んだ。その上で「打率プラス100(1割)は目標に、(打率が)3割だったら4割が目標ですかね」と、昨季は3割4分1厘だった出塁率の向上を狙う。