DeNA三浦大輔監督(47)が20日、オンラインで行われた12球団監督会議に初めて出席した。紺のスーツにリーゼントでばっちり決め、会議の冒頭に「コロナ禍で大変な世の中ですけど、皆さんと一緒に野球界を盛り上げていきたい」とあいさつした。

会議ではメジャーリーグで導入されているワンポイントリリーフの禁止(イニングを投げきるか打者3人まで)は、今季も日本野球機構(NPB)では見送られた。三浦監督は「ルールが変わったわけじゃない。気にはならない」と話した。

この日は、緊急事態宣言中の沖縄キャンプの無観客が決まった。「今までサインとか写真を撮ったり選手もしてくれていたけど、中継カメラとか置いてあるので、何か発信できれば。見に来られないファンにもメッセージを届けられたら」。直接的なファンサービスに代わる手段を検討している。

また、南場智子オーナーが新人のDeNA本社訪問後に「優勝の素晴らしさを知っている三浦さんが監督になって、勝つことへのこだわりがさらに徹底されるチームになると期待している」と話した。これに対して三浦監督は「昨年も『勝つことを第1目標にファンがわくわくするチームをつくって下さい』と言われている。それに向かって突き進むだけ」と意気込みを新たにしていた。