DeNAの左腕、坂本裕哉投手(23)が「ムネリン走り」で2年目の飛躍を誓った。

21日、横須賀市の球団施設DOCKで今年の初練習を行った。それまでは地元の福岡で、BCリーグ・栃木の川崎宗則内野手(39)や阪神浜地真澄投手(22)らと自主トレ。元メジャーリーガーの川崎とは2日ほどの合同練習だったが「走り方を参考にさせてもらった。見て学んだ。スタートの加速とか出力がついて、走り方はすごく成長した」と手応えをつかんだ。

走りには元々興味があった。「いい投手ほど走り方がいい。足が速い投手ほど球速が出るイメージがあった」。これまでは同僚の三嶋一輝投手を見て「体のバネが投球にも生かされている」と感じていた。走法の改善を投球にもつなげていくつもりだ。

今季の目標は1軍の先発ローテーションで1年間フル回転すること。「去年は達成できなかった。けがなく使ってもらう。防御率が去年はひどかったので半分にしたい」。昨年は開幕ローテーション入り。プロ初登板で初勝利を挙げ、4勝まで白星を積み上げたが、防御率は5・67だった。帰省中、大好きなとんこつラーメンも「1カ月で3回ぐらいしか食べなかった」と節制。「神経整体」という新たな取り組みを導入した。けが予防にも気を配って、2年目を迎える。

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