西武辻発彦監督(62)は、自らの意思を筆に乗せた。

30日、埼玉・東松山市にある箭弓(やきゅう)稲荷神社を訪れ、絵馬を奉納した。馬場コーチとの参拝は毎年恒例。ホームベース形の絵馬には「打ち破る」と記した。辻監督は「今年のチームスローガンのコンセプトである『打ち破れ』ではなく、『打ち破る』にしたのは、チームとしても自分自身としても、決意するという意味を込めました。破れと他人ごとではなく、一緒に戦っていく、そういう気持ち」と、決意を込めた。

2年ぶりリーグ優勝に、ライバルたちも着々と準備している。楽天に田中将大投手(32)が復帰。「すごい戦力がきた。野球はやってみないと分からないし、強い気持ちを持って戦っていきたい。パ・リーグとしても、ファンからの注目が増えてうれしいこと」。どんな相手も打ち破る覚悟だ。

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