8年ぶりに楽天に復帰する田中将大投手(32)が30日、都内ホテルで入団会見を行った。

一問一答は以下の通り。

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-8年ぶりの楽天復帰で今の心境

とてもわくわくしています。また皆さんの前でマウンドに上がって投げられる。日本の野球ファンの方々の前で投げられるっていうところに、わくわくが抑えられていない状態ですね。7年離れていたので、成長した姿をお見せすることができたらいいなと思っています。

-楽天復帰を決めた一番の理由

フリーエージェントになった瞬間のタイミングでは、正直な話をしますと、ヤンキースと再契約してまだプレーしたい思いはありました。しかし、かなり早い段階で、お話を代理人を通じて聞いている中で、これはもう別々の道を歩んでいかないといけないんだなと感じましたので、それ以降、さまざまなことを考えました。一番は、やはり自分がどういう環境の中で野球をしたいのか。大きなオファーもありました。ですが、その中でも自分はイーグルスでプレーして、また日本の方々の前で投げるっていう、そこを上回るものは最後までなかったので、こういう決断に至りました。

-7年前に日本を離れた時、いつかこういう日がくるという希望はあった

誤解を招いたり、話題が独り歩きするのがいやだったので、かたくなに答えてはこなかったんですけど、大前提としてイーグルスからオファーをいただけなければ、自分が戻りたくても戻れないので。そこは一番ではありますけども。また必ず日本に帰ってきて、楽天イーグルスでまた、キャリアの晩年ではなくて、どこかいいタイミングで、また日本でバリバリと投げたいなっていう思いは初めからありました。

-8年ぶりに18番をつける

やはり18番という番号をつけて、プロの野球選手としてキャリアをスタートさせているわけですし、やはり18番というとエースナンバーという印象、イメージがものすごくあるので、ただ自分が以前背負っていたからつけるということではなくて、結果であったり姿であったりで、またそういうところを示していけたらなと思っています。

-2年契約に至った経緯

2年という契約にはなっていますけども、1年終わった段階で球団とお話しさせていただく機会は設けていただいてます。どういうふうになるかは自分の中でも分かりませんが、まだアメリカでやり残したことがあると自分では思っているので、その中での選択肢、オプションは完全に捨て去りたくはなかったので、こういうような契約をしていただきましたが、決して腰掛けなどではなく、本気で日本一をとりにいきたい、イーグルスでプレーしたいと心から思っての決断なので、生半可な気持ちではどこの世界でも成功することはできないと思うので、しっかりと、まずは今シーズンを全力で戦いたいと思っています。

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