今季主将を務める阪神大山悠輔内野手(26)が31日、明日2月1日に迫ったキャンプインへ向けて意気込みを語った。沖縄県内のチーム宿舎で行われた全体ミーティング後にオンライン取材に対応。「優勝を目標にしているので、全員が同じ方向を向いていかないといけないと思っている。全員が同じ方向を向けるように、まずは自分がしっかり引っ張っていきたい」と、力を込めた。

今季の1軍キャンプは、ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21=近大)ら新人6人や、高卒2年目の井上広大外野手(19)など、数多くのフレッシュな顔が集う。プロ5年目を迎える大山は「今年からは下の選手が多い。キャプテンという立場でもありますし、なにげない話も必要かなと思ってます」と、グラウンド内外で積極的なコミュニケーションを取っていくことを約束した。

29、30日に行われた前乗り合同自主トレでは、屋外フリー打撃で2日間合計67スイングで8本の柵越え。昨季28本塁打、85打点でチーム2冠の主砲が、順調な仕上がりを見せた。「まだまだ技術的にも全然足りないと思っている。バッティング、守備、走塁。すべての面でもっともっとレベルアップしていかないと成績は伸ばせていけない」。キャプテン大山が、勝負の1カ月を前に気を引き締めた。【只松憲】

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