広島佐々岡真司監督(53)が1月31日、沖縄春季キャンプでリリーフ陣の台頭を求めた。昨季は不安定な救援陣が5位低迷の一因となった。開幕から安定した戦いをするためには、勝ちパターンの確立は欠かせない。外国人投手の来日が遅れる中、新人や先発陣からも適性を見極め、21年版の勝利の方程式を探っていく。

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開幕投手も競争だ。昨年キャンプイン前日に大瀬良の開幕投手を明言した佐々岡監督だが、今年は明言しなかった。「今年は競争して(決める)。明日からの練習を見てから決めようかなという感じです」。2年連続で務めた大瀬良を中心に、昨季の新人王森下や九里らによるハイレベルな争いを求めた。

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