広島は8日、沖縄・コザしんきんスタジアムで行われている春季キャンプでシート打撃を実施し、新人のドラフト2位森浦大輔投手(22=天理大)と同3位大道温貴投手(22=八戸学院大)が実戦形式の練習で初めて登板した。佐々岡真司監督(53)のコメントは以下の通り。

-シート打撃で印象に残った投手は

佐々岡監督 新人の大道がいい投球を見せたかなと思う。投げっぷりも含めていいものを見せてくれた。

-変化球で三振も取れる

佐々岡監督 スライダーでも落ちる球のスプリットでも三振を取った。投げっぷりの良さがあって、腕の振りが変化球のときでも(変わらずに)しっかりと投げ切れる。面白いかなと思う。

-中継ぎの適性があるか

佐々岡監督 今日みたいなマウンドでの姿は、リリーフでもいけるかなと思う。短いイニングの方が適性があるかなと思った。面白いと思ったし、いい悩みになる。薄い中継ぎを厚くするためにも必要かなと思う。

-森浦の評価は

佐々岡監督 まだまだ抜ける球もあって制球ができていないところもある。やっぱりコントロールもあるけど、まずは真っすぐ。本人もまだ弱いと言っていた。真っすぐの精度が上がってくると、低めの制球の部分になるだろうし。

-森浦の適性は

佐々岡監督 今のところは、リリーフとしてになる。リリーフ、先発というよりも、まずは自分のフォームで対打者に投げられるように。

-床田が好投した

佐々岡監督 トコは昨年とは違う姿を見せてくれている中での今日の対打者。どうかなと思っていたけど、やっぱりそのままいいものを見せてくれた。下半身を使って、昨年とは違う者を見せてくれている。

-打者では石原が本塁打を放った

佐々岡監督 フェニックスでも長打力を見せてくれている中で、打撃で結果を出してくれている。いい打ち方でいいものを出してくれている。