通算2000安打を目指す西武栗山が、今キャンプ初の居残り特打を行った。94スイングで柵越え3本。フリー打撃では打撃投手の増田にバットをへし折られる場面もあっただけに「増田の球とか打ってみて、思うようにしっかり振れなかったというのがあって、特打の時は強い打球を引っ張れるように、強く振るというのを意識した」と、感覚をすり込んだ。

プロ20年目のキャンプは、段階をしっかりと踏んでいく。第1クールは室内で振り込み、芯で捉える打球を追求。第2クールからは屋外で打ち込み、この日は初めて投手の球を打ち返した。「大きく強く振るのと、今までやってきた小さく芯で打つというのをミックスしていったら、ええ感じになるんちゃうかなっていう、そんな予想です」。着実にステップアップして、第2クールを終えた。

節目まで74本。「勝負どころで1本いいところに打ちたいってのが積み重なって、2000本に近づけばいいなと思います」と少しずつ偉業をたぐり寄せていく。

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