阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手（21＝近大）が9日、21年初の対外試合となった練習試合の日本ハム戦（宜野座）に2番左翼で出場し、プロ1号を含む猛打賞3打点の鮮烈デビューを飾った。

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▽日本ハム栗山監督（佐藤輝のプレーぶりに）「野球界にとって、みんなが楽しみな選手が入ってくるというのは、すごく良いことだし、今日に関してはやっぱりすごく楽しみだよね。矢野監督にも伝えました、試合前に『楽しみですね』って」

▽日本ハム西村（初回1死で対戦。117キロのスライダーを右前に運ばれる）「デカいなあと思った。僕の中でパ・リーグなら柳田さんかなというイメージを持って投げて、やっぱり真っすぐには豪快に振ってきた。（右前打は）うまいこと打たれました」

▽日本ハム鈴木健（5回に125キロのスライダーを捉えられ、右越え2ラン）「（打たれたのは）引っかけて真ん中に入ったスライダー。前の打席も見ていて、いいバッターだなと思っていました。実際に対戦して、あらためてすごいバッターだと感じました」

▽日本ハム立野（7回に144キロ直球を捉えられ、右翼線二塁打）「やっぱりすごいですね。ドラ1だけあってパワーはある。（打たれたのは）ストレートです。前の打席でホームランを打っていたので、パワーはすごいなと。長打だけは…と思っていたけど、カウントを悪くしたのでしょうがないかなと思います」

▽中日金子スコアラー「すごいしかないです。当たったらあそこまですぐいっちゃいますし、変化球にも対応してきていて、すごく対応力もある。本当にいいバッターだなと思いました」

▽DeNA加賀スコアラー「1年目であそこまで振れるのはすごい。あれが佐藤くんのいいところ。めちゃくちゃ怖いバッターです」

▽広島岩本スコアラー「あれだけ振れるし、振り方も（ソフトバンク柳田に）似ている。ああいうふうになると怖い。なるような感じもします」