阪神糸原健斗内野手(28)は貫禄の2打席連続初球タイムリーだ。1回2死一、二塁では西村の直球をきっちりミートして中前適時打。3回2死一、二塁からは生田目の直球を引っ張って右前適時打を決めた。ともに4番大山が四球を選んだ直後の初球打ち。「チャンスだったので、どんどん仕掛けていこうと思った。実戦が始まったばかり。受け身にならず仕留めていこうと思っていた。ファウルにすることなく1発でとらえられて良かった」と充実感を漂わせた。

オフに主将の座を大山に譲ったが、チームリーダーの1人であることに変わりはない。今季も二塁レギュラーの最有力候補だ。21年対外試合初戦はドラフト1位佐藤輝が虎1号を記録。「佐藤に全部持っていかれましたけど、監督には『かっこいい大賞』をくださいと言っておいた。もらえると思います」とちゃめっ気たっぷりに笑わせた。

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