阪神のドラフト1位佐藤輝明内野手(21=近大)が一時逆転2ランとなる“プロ初本塁打”を放った。
◇ ◇ ◇
阪神佐藤輝の育ての親・近大田中秀昌監督(63)も、初対外試合でのアーチに驚いた。インターネットでの本塁打シーンの動画を、コーチ陣と一緒に見て喜んだという。「見ました。もともと変化球はうまいこと打つんですが、うまく拾っていましたね」。スライダーを捉えたスイングは、佐藤輝ならではとうれしそうに話した。
田中監督には昨年10月18日のメモリアルシーンと重なった。関大との秋季リーグ戦の延長11回、横手右腕の内寄りに来る球を、この日と同じように高々と右翼ポール際へ運び、リーグ通算本塁打記録を更新する14号を放った。この日本塁打を打った相手、日本ハム鈴木健も右の横手だった。「右のサイドは見やすいのはあるのでしょうが」。再現VTRのようなシーンにも、びっくりしたという。
本職は三塁だが、ドラフト指名後は、外野での練習も再開していた。「(近大)1年の時は我慢して使いました。守備は反復すればうまくなる」。この日は左翼を守った外野守備も、これから上達すると期待した。「本人はマイペースなんで。テレビとか新聞などで活躍は見ています。ケガさえしなければそれでいい」。阪神でも漂う大活躍の予感。近大ナインの励みがまた増えた。【石橋隆雄】



