巨人先発今村信貴投手(26)が、開幕ローテ入りへ修正能力の高さでアピールした。

教育リーグヤクルト戦で調整登板。5回4安打3失点だった。

初回2死一、二塁、ヤクルト太田に甘く入った速球を流し打ちで左翼スタンドに運ばれ先制3ランを浴びた。序盤は速球が高めに浮く場面も見られたが、3回以降は1安打しか許さず、修正力の高さを見せた。

「左打者が多く並んでいたので真っすぐ、シュートを中心にゾーン内に投げ込むことを岸田と試合前から打ち合わせしていました」と話すとおり、速球主体でストライクゾーン周辺に集め、打たせて取る投球で3回を8球、4回を10球、5回を14球で終わらせた。「全球種を思い通りに投げられました。初回の入り方をもう少し微調整していきたい」と振り返った。

1日には田口がヤクルトにトレードで移籍した。同じ左腕のライバルでもあり、今オフ、高橋とともに3人で自主トレを行った同志でもある。「チームは変わりましたが今後も意識する投手ですし切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」とライバル意識を持ち続ける。

直近の目標は開幕ローテ入り。開幕戦の菅野、2戦目の戸郷は明言されており、サンチェス、井納も有力。「(開幕ローテ入りを)常に念頭において日々を過ごしていきたい」と残る2枠の椅子を狙う。

巨人担当のツイッターはこちら―>

巨人ニュース一覧はこちら―>