オリックス吉田正尚外野手(27)にオープン戦1号が飛び出した。この日は「2番・左翼」で先発し、初回1死でDeNAの先発・上茶谷のスライダーを捉えて右翼スタンドに運んだ。2番での本塁打は、公式戦では17年8月8日の西武戦(京セラドーム大阪)で2本を放って以来。

この日のDeNA守備陣は、三塁の宮崎が二塁ベースの右寄りに入り、遊撃の倉本は中堅寄りに守る“吉田正シフト”を敷いたが、打球はそのはるか上を超えていった。吉田正は「うまくボールの下にバットが入ってくれましたし、いい角度で打球が上がってくれました。いいスイングができてよかったです」とオープン戦1号を振り返った。