ヤクルトのドラフト1位木沢尚文投手(22=慶大)は、直球に泣いた。

奥川の後を受け3回2失点。3回2死で広島田中広を追い込むと、何度も首を振って直球を選択したが、死球。4回2死から松山に対しても首を振った後、直球を左前へ運ばれた。続くクロンに「間違え方を間違えた。投げてはいけない方向に投げてしまった」と真ん中低めの148キロを左中間席まで運ばれた。

手応えもあった。走者がいなくてもハーフクイックからの投球。普段とは違いカーブを続ける場面も見られた。「前回より変化球をゾーンに集めることができた」と2回4四球と乱れた2月28日の登板を生かした。「抑えていく引き出しを増やしていきたい。少しずつではありますけど、良くなってきているのかな」と冷静に自己分析。試行錯誤しながら開幕1軍入りを目指す。

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